暴力的表現を含んだセリフおよび性描写が全編にはいっています。
苦手な方は閲覧しないことをおすすめします。
「捕虜を拷問する効果的な方法を知っているか?」
武将は背後から軍師を弄っている。
重々しい長袍を乱して滑りこんだ片方の手は胸の突起をいじり、片方の手は股間へと伸ばされていた。
「…あン…ッ」
爪を押し付けるように立てられてて、軍師は高い声を上げる。ふくりと尖った胸の突起と下肢で勃ちあがった中心に、まったく同じことをされていた。
薄い粘膜でおおわれた敏感な部分への衝撃に、軍師は前のめる。だがそれで開放されるはずもなく、胸へはさらにえぐるように爪が食い込んでくる。
同時に下肢では鷲掴みにされている中心が無骨な手にしごかれていた。強弱をつけて…といっても強めにされる時間のほうが長い。痛みを感じる責めに、軍師は日になどすこしも焼かれていない白い肢体を火照らせた。
「知らないだろうな。教えてやろうか。まずな、――」
「ぁ、ッン…ぁっ」
「腹を5、6発殴って――顔より腹のほうが効果的だな、足にくるから――それでたいていのやつは立ってられない。伸びたやつに水掛けて引きずり起こして、利き手じゃないほうの手の指を、一本ずつ折っていくんだ。なるべく、ゆっくりのほうがいい。一本折るごとに早く吐いたほうが楽になれるんだぜってことを思い知らせながら…な。ま、このあたりで吐くやつは幸せだが、たいして情報はもっていない。問題は、訓練を受けたほんものの間者なんだが」
「…」
「利き手を指を一本ずつ折ってくと、たいていのやつはけっこう絶望しちまうな。もう武器は持てないって事だから。ま、軍師殿にはこのあたりの心理はお分かりになられぬかとおもうが。…で、そのあたりで腹にもう一発蹴りいれて悶絶さしといてから、な。ここを…」
「―――ヒ」
頑丈な武将の手が、可憐な色をした軍師の双玉を鷲掴む。
「…陰嚢掴んで、つぶしちまうぞって脅す。と、どんなやつでも落ちるな」
「――ぃっ…」
殊更やわらかいそこを強く揉みしだかれ、軍師は陸に上げられた魚のようにびくびくと体をしならせた。
「いっつも不思議に思うんだよなぁ。どうせ生きて帰れるなんて思ってないだろうによ。ひとおもいに殺せっては云うんだぜ?それがさ、ここ潰されるって、もんすごい恐怖らしくてべらべらしゃべっちまうわけ。生存本能より生殖本能のほうが強いのかね、男って。……すごいな、ここまで濡れてる」
さいごの語だけささやくように言う。勃ち上がった花芯から垂れる蜜は軍師の陰嚢までたっしていた。
武将は軍師の前を撫でまわしてぬめりをあつめると軍師の尻に塗りつけ、おざなりに慣らして挿入した。
「…ぁぁあああーー!」
軍師は細い体をのけぞらせて悲鳴を上げ、すべて挿れられたあとは嗚咽した。
「…痛い…」
「痛いほうが好きだろ?」
泣き顔の軍師に、武将は困ったように嗤っていた。